言霊(ことだま)の力を使って現実に変化を起こすには、実は「三密」の調和が欠かせません。三密とは仏教由来の概念で、身(身体)・口(言葉)・意(意識)の三つを指します。
例えば、心の中(意識)では「変わりたい!」と願っていても、口ではつい「どうせ無理…」とネガティブな言葉を発し、行動(身体)に移せなければ、現実はなかなか変わりませんよね。これが三密のズレであり、どれか一つでも足並みが乱れると、せっかくの言霊エネルギーも現象化しにくくなるのです。
逆に三密がピタリと揃えば、言霊の波動が全身全霊で発揮され、望む変化を起こす力が最大化します。

三密→キネシオロジー→フトマニカード→言霊ヒーリング

それぞれ何を指し、どんな役割を持つのかをひと言で表すと。
- 三密 – 行動・言葉・意識を一致させる原理です。三つがズレてしまうと“言霊の波”が乱れて効果半減。三密が揃うことでエネルギーの出力が最大化されます。
- キネシオロジー – 筋肉反射テストを使い、身体の “YES/NO” で潜在ストレスやズレを特定する手法。
- 言霊ヒーリング – 2012年に考案された独自メソッドです。声(発声)・意図・姿勢をそろえ、高波動な言霊を唱えることで心身と場のエネルギーを書き換える実践体系です。
- フトマニカード® – 古代の言霊曼荼羅「フトマニ図」(48音を渦巻状に配置したもの)とヲシテ文字をデザインした全52枚のオラクルカードです。各カードに特定の言霊(音)と象徴シンボルが封入されており、引いたカードによって自分の「心のクセ」や現状が可視化され、今必要な言霊(周波数)が示されます。
三密(身・口・意)とは何か? ~言霊のエンジンを同期させる~
「三密」とは、身密(行動)・口密(言葉)・意密(意識)の三つを密接に一致させることを意味します。本来は仏教の修行概念ですが、スピリチュアルな実践全般にも通じる原理です。簡単に言えば、考えていること・発する言葉・行動の波長を揃えるということです。
三密が調和しているとき、私たちの意識・感情・身体は同じ方向を向き、エネルギーに無駄なロスがありません。
【意識(意密)の意図】が【言葉(口密)の波動】に乗って【身体(身密)の行動】にまで浸透し、現実に働きかける“エンジン”がフル稼働します。
一方、どれかがズレてしまうとエネルギーは拡散し、まるでエンジンが失火して空回りするように力が出せなくなってしまいます(⚙️ズレると失火、揃うと全開!)。
★ポイント: 言霊の力を最大限引き出す「現象化エンジン」は三密です。身・口・意の三要素を同期させることで、言霊の波動がブレずに伝わり、現実化のパワーが倍増します。
キネシオロジーとは? 〜“身体に聞く”ストレス診断〜
ひと言で言うと
筋肉反射テストを使い、
五元素/経絡/感情/年齢/人間関係 のどこにストレスが潜むか――
を身体の YES/NO 信号で即座に読み取る方法です。
キネシオロジーの基本メカニズム
項目 | 内容 |
---|---|
ルーツ | 1960 年代のカイロプラクター George Goodheart 博士による Applied Kinesiology。東洋医学(経絡)と筋反射を組み合わせた臨床技術として発展。 |
生理学的原理 | ストレス刺激を与えると、脳幹‐脊髄反射でα運動ニューロンの発火が一瞬低下 → 筋線維が弛緩 → “力が抜ける” 感覚として検知できる。逆にストレスがなければ筋力は保持される。 |
YES/NO の取り方 | 代表的には三角筋(腕を水平に上げる)や母指‐示指の O-リングを用いる。 |

フトマニカードとは? ~言霊を「診断」して選ぶオラクルカード~

フトマニカード®は、言霊のエネルギーを上手に活用するためのオラクルカード(占い・診断カード)です。全部で52枚あり、古代のフトマニ曼荼羅(48音を渦巻状に配置した図)と、日本神代文字であるヲシテ文字などのシンボルがデザインされています。各カードには特定の言霊(48音のいずれか)とテーマが封入されており、カードを引くことで「今の自分に必要な言霊」を教えてくれます。
カードはまるで診断ツールのような役割を果たします。現在の自分の波長状態や「心癖」(思考パターン)、チャクラの状態など、目に見えないエネルギー状態を映し出しつつ、「どの言霊エネルギーを処方すれば良いか」を示唆してくれるのです。
言い換えると、フトマニカードは言霊エネルギーの処方箋を出すナビゲーション装置と言えるでしょう。引いたカードから今のテーマを読み解き、そのカードに対応する言霊を唱えることで、的確にエネルギー調整を行うことができます。


言霊ヒーリングとは? ~言霊を唱えて“細胞の周波数” を整える~
1. 基礎コンセプト
- 誰もが持つ3つの能力を使います
- 意識(イメージ)
- 言靈(声・音)
- 身体感覚(姿勢・呼吸)
- 外部からのエネルギー伝授や特殊ツールは不要。
- 目的は 細胞振動のリセット → 自己治癒力・免疫力の最大化。
2. 理論はとてもシンプル
宇宙のすべてには意識があり、語りかければこたえてくれる。
例)「胃」に処方音を唱えると血流が上がり、隣接臓器も 1 mm 単位で整列。
言霊ヒーリングは、言霊の力で心身のエネルギーを整える実践的なヒーリング手法です。2012年に考案されたオリジナルメソッドで、「言葉がけ」だけで人の筋肉反射や体温、痛みが変化することを検証しながら発展してきました。
言霊は目に見えませんが、私たちの意識・感情・身体すべてに作用する基盤エネルギーでもあります。発した音の波動が心身の隅々にまで共鳴し、チューニング(調律)を起こすからです。
言い換えれば、言霊は現実を創造し調和へ導くための燃料のようなものです。正しく言霊を使えば、内側からエネルギーが満ちて周囲にも波及し、ポジティブな変化をもたらす力となります。

雲消し仙人から教わった「雲の消し方」が元になっています


実践フローの例:カードを使った言霊ヒーリングの手順
では実際に、フトマニカードと言霊ヒーリングを活用してセルフヒーリング(自己調整)を行う手順を見てみましょう。以下は一例ですが、初心者の方でも取り入れやすい形でステップを紹介します。
肩こりセルフケア – かんたん4ステップ
ねらい: 右・左肩のコリ/重だるさをスッと軽くする
① カード選定(診断)
- 引く ── フトマニカード®をシャッフルして1枚ドロー
または - 聞く ── キネシオロジー(筋反射)で “力が最も抜けるカード” を選ぶ
→ その1枚 が肩こりの核心ストレスを映し出します。
② 異常ポイントをチラ見せ
- カードに対応している 母音・父音 をチェック
- 五元素/経絡/対応臓器/感情 がわかる
- 例:〈キ〉=風 ▶ 胆経 ▶ 肩ラインの滞り・怒りの溜めこみ

③ 言霊ヒーリングの実践
カードに対応する体の部位やチャクラに手を当て、唱えた音の振動がその部位に染み渡るよう、吐く息とともに光を送り込むイメージを重ねます。集中して唱えていると、ふと体の感覚(温かさやピリピリ感)、湧いてくる感情、心の静けさなど、何らかのエネルギー変化を感じ始めるポイントがあるでしょう。
④ ひらめきを行動に移し、現実へ定着させる
発声を終えたら目を閉じて余韻を味わい、浮かんだアイデアをメモ。たとえば「デスクの高さを調整しよう」「寝る前に肩甲骨ストレッチをしよう」といった気づきがあれば、その日のうちに小さく実践してください。行動=身密を仕上げることで、新しいエネルギー状態が生活の中に定着します。
この4ステップ――
カードで原因を映す → 母音で異常領域を知る → 三密で音の薬を投与 → 行動で仕上げる――を回すだけで、肩の重さは驚くほど軽くなります。
まとめ──人生変容への道

- キネシオロジーが ― ズレを“身体に聞く”
- フトマニカード®が ― ズレを“言語化”し処方音を提示
- 言霊ヒーリングが ― 三密を同期して“音の薬”を投与
- 三密が整い、人生が整う ― 周波数を“行動と現象”へ転写
このサイクルを繰り返すたびに、周波数 → 体感 → 行動 → 現実変化 → 再診断 が自動更新され、小さなチューニングが大きな人生の変容へとつながります。
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かむながらたまちはえませ いやさかましませ〜
