目次
❶ 三密(身・口・意)とは?
仏教では、人間がカルマ(業)を生む要素を以下の3つで説明します。
項目 | 意味 | 具体例 |
---|---|---|
身密 | 身体的な行為 | 人を助ける、暴力をふるう |
口密 | 言葉による行為 | 励ます言葉、悪口・嘘 |
意密 | 心・意識による行為 | 優しい想い、憎悪・嫉妬 |
この三密が、私たちの現実を創り出すカルマの「種」を植える元になっています。
❷ カルマの「種」の仕組み
仏教の教えでは、人が行った行為(身・口・意)は心に「種」として残り、後に現象化(結果)するとされています。
良いカルマ(善業)の例:
- 人を喜ばせる、優しくする(身)
- 相手を励ます、愛のある言葉を話す(口)
- 感謝や愛情の念を抱く(意)
こうした善業は良い「カルマの種」となり、心の中で育ち、幸福な出来事という花を咲かせます。
悪いカルマ(悪業)の例:
- 人を傷つける、暴力(身)
- 嘘、誹謗中傷、悪口(口)
- 憎しみ、妬み、嫉妬(意)
こうした悪業は悪い「カルマの種」となり、トゲのある花(苦しみ)として現れ、自分自身で刈り取る必要があります。
❸ カルマの「種」が育つ仕組みと「夜の振り返り」
- 夜寝る前に、過去の失敗や後悔を振り返ると悪いカルマの種に栄養を与えてしまいます。
- → その結果、ネガティブな現象が起きやすくなります。
- 反対に、夜寝る前に「今日よかったこと」「人を喜ばせたこと」を振り返ると、良いカルマの種に栄養(水)を与えることになります。
- → 良い出来事が現象化しやすくなります。
寝る前の振り返り | 結果 |
---|---|
悪かったことの反省・後悔 | 悪いカルマの種を育ててしまう |
良かったことの喜び・感謝 | 良いカルマの種を育てる |
❹ フトマニカードによる「カルマの種」の扱い方
フトマニカードは、以下の2つの側面からカルマの種を扱えます。
- 過去の悪いカルマの種を癒し、浄化する(ネガティブを取り除く)
- → 身体・心の不調の改善につながる。
- 未来に良いカルマの種を意識的に植える
- → ポジティブな未来を創造する。
両方をバランスよく行うことが大切です。
❺「心癖」とカルマの関係性
- カルマとは心の癖(習慣)であり、心に刻まれたパターンとも言えます。
- 一度では癒されにくいこともあり、継続的な浄化(例えば言霊・ヒーリング)をすることで徐々に改善されていきます。
【まとめ】
- **身・口・意(三密)**が「カルマの種」を生む
- 種が育つと、良い結果または悪い結果が人生に現れる
- 夜寝る前に、よかったことを思い出し、良い種を育てると、ポジティブな未来が現象化する
- フトマニカードを用いたヒーリングでは、過去(ネガティブなカルマの浄化)と未来(良いカルマの種を植える)の両方に働きかけられる
三密とカルマの種の関係を理解し、意識的に人生を好転させていくことがポイントです。
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