— ヒーリングは技術ではなく「心を届ける祈り」である — 水谷哲朗
はじめに
Reiki(霊気)とHo‘oponopono(ホ・オポノポノ)。それぞれ日本とハワイに起源を持つこの2つのヒーリングは、一見すると異なる哲学と実践を持つように思えます。
しかし、その奥深くに分け入ると、どちらも「心を届け、光と愛に満ちた状態へと導く祈り」という、驚くほど共通した本質を持っていることに気づかされます。
この記事では、霊気とホ・オポノポノそれぞれの本来の姿を紐解き、両者がいかに深く響き合い、私たちに真の癒しの道を教えてくれるのかを探求していきます。
1. 霊気(Reiki)の本当の姿とは
霊気と聞くと、「手を当ててエネルギーを流す技法」や「シンボルを使ったヒーリング」を思い浮かべる方が多いでしょう。確かにそれは霊気の一面ですが、創始者である臼井甕男先生が最終的にたどり着いた境地は、もっと壮大なものでした。
それが、「大光明」という宇宙の根源の光と一体となる境地です。
技法やシンボルは、そのための入り口にすぎません。霊気の本質は、「私たち自身が光となり、その存在をもって癒しを届けること」。
霊気はテクニックではなく、相手に光と真心を届ける**「祈り」**そのものなのです。
2. 古代ハワイに伝わるホ・オポノポノ
現代では「ごめんなさい、許してください、ありがとう、愛しています」という4つの言葉で知られるホ・オポノポノ。これは、より簡略化された形であり、古代ハワイアンに伝わる本来の教えは、宇宙のあり方と深く結びついていました。
古代のホ・オポノポノで使われた4つの言葉には、こんな意味があります。
- Kalamai(カラマイ) … 光を与えてください(光を呼ぶ)
- Mihi(ミヒ) … 認める・受け止める(否定せず受容する)
- Mahalo(マハロ) … 感謝・敬意(ありがとう)
- Aloha(アロハ) … 愛・調和・命の息(愛と生命そのもの)
これは「罪を赦す」ためのものではなく、光に戻り、心を認め、感謝と愛に至るプロセスだったのです。
3. ReikiとHo‘oponoponoの驚くべき共通点
文化も言語も異なる2つのヒーリング。しかし、その本質的なプロセスを並べてみると、驚くほど似ていることがわかります。
ホ・オポノポノ(言葉) | 霊気(シンボル・概念) | 共通する本質 |
Kalamai | 大光明 | 光を呼び、癒しの始まりを開く |
Mihi | セイヘキ | 心の癖や感情を否定せず受け入れる |
Mahalo | ホンシャゼショウネン | 感謝が時空を超え、繋がりを回復する |
Aloha | チョクレイ | 愛と命そのものに統合される |
どちらも、まず「光」を呼び、自分や相手の心をそのまま「認める」。そして、深い「感謝」の気持ちが生まれ、最終的に「愛」へと帰っていく。
異なる言葉の裏に、同じ道のりが見えてきます。
4. ヒーリングは「真心」が動かす光の営み
ヒーリングを学んでいると、つい「正しいやり方」や「完璧な手順」にばかり意識が向きがちです。
でも、ReikiもHo‘oponoponoも、私たちに伝えているのは「真心」こそが本当の癒しの力だということ。
技法は、あくまでも「器」にすぎません。
その器に光を満たし、エネルギーを動かすのは「心」。そして、その心の底から湧き上がる「祈り」こそが、癒しの本質です。
大切なのは、「完璧なやり方」ではなく、心から相手に光と愛を届けようとする**「真摯な気持ち」**なのです。
Reiki and Ho‘oponopono both remind us: Healing is not a technique but a prayer. The true power lies not in perfect hand positions or symbols, but in the sincerity of heart we bring to each moment.
まとめ
霊気とホ・オポノポノは、遠い国と文化を超えて「癒しの本質は真心にある」という共通のメッセージを私たちに教えてくれます。
完璧な技術を追い求めるのではなく、光と愛を届ける「祈り」として、ヒーリングを実践していきませんか。
心が通じ合う、温かい癒しの光を届けていきましょう。
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