「男性は女性を褒めたほうがいい」
――そんな言葉を耳にします。でも本質は、もっと深いところにあります。
男性が、女性の内側に生まれている“光”を見抜き、響かせること。
男性は女性を「評価」するためにいるのではありません。女性の内側から生まれる光を、現実世界へ“形”として降ろすパートナーです。ここでは「男性性」「女性性」というエネルギーの観点から、お互いが美しく響きあう関係を解説します。
女性性:内側に“光”を生み出す存在
女性は 感じる力・受け取る力の存在。
- ときめく
- 胸が震える
- 美しいと感じる
- 優しくなれる
- 涙があふれる
こうした瞬間、女性は内側で光を生み出しているのです。女性は外側ではなく、心の中に宇宙を持っている存在。光は「努力」ではなく感じることから生まれます。
男性性:その光を「現実化」する存在
男性は 決断・実行・方向性の存在。
- 守る
- 決める
- 動く
- 形にする
- 進める
女性が光るほど、男性は強くなる。女性がひらくほど、男性は前へ進める。
だから男性は「褒める」のではなく、女性が今なにを感じているかを「見て・受け取って・言葉にする」。それが男性性の愛の表現です。
「褒める」と「光を認める」は違う
| 褒める(評価) | 光を認める(共鳴) |
|---|---|
| 「かわいいね」「すごいね」 | 「そのまなざし、あたたかいね」 |
| 相手を“測る” | 相手を“感じている” |
| 形を見ている | 本質を見ている |
女性が求めているのは、正解の言葉ではなく「見られている」という実感です。
男性と女性は、こう響きあう
女性は光を生む。
男性はその光を証明する。女性は祈り。男性は祈りを現実に降ろす手。
女性は内なる宇宙。男性はその宇宙を世界に形として顕す。
女性にとっての真実(覚えておいて)
女性は、ほんとうはこう思っている。
「私の内側にある光を、ちゃんと見てほしい。」
- 役に立つから愛してほしいわけじゃない
- 美しいから選んでほしいわけじゃない
- 頑張ったから認めてほしいわけじゃない
ただ、存在ごと受け取ってほしい。
- 話を聞いてほしい
- 感じてほしい
- 共にいてほしい
- 否定せずに、一緒に呼吸してほしい
女性は「愛を与える存在」
女性が満たされると、まわりにあたたかさ・思いやり・安心・光が自然に広がります。女性は“なにかをして”光るのではなく、存在しているだけで光っている。
だから女性が大切にすることはひとつ。
感じることを、やめないこと。
泣くこと/笑うこと/震えること/ときめくこと/怖がること――
感じることが「女性性の呼吸」。感じなくなると、光が薄れます。
女性が女性であるための言霊(声に出してOK)
私は感じていい
私は光っていい
私は存在していい
私は愛されていい
これが女性性の軸です。
男性にとっての真実(覚えておいて)
女性は「褒められたい」のではなく、見られたい・感じられたい・受け取られたい。
女性が光れば、男性は立ち上がる。女性が開けば、男性は動き出す。
女性は光、男性はその光の証明。
まとめ|役割は「上下」ではなく「循環」
- 女性性は、光を生み出す。
- 男性性は、その光を現実化する。
この循環が起きるとき、お互いは自然と満たされます。関係の根底にあるのは、評価ではなく、共鳴です。
さいごに
もし今、
- 関係がうまくいかない
- 相手が理解してくれない
- 安心感がない
と感じていたとしても、「褒めよう」と頑張る必要はありません。
目の前の人の“いまここにある光”を感じてみてください。
それだけで、世界は変わります。

