あなアッパレ!
言霊ヒーリング協会®代表 水谷です^^
「氣」は一言で云うと、生命活動の源となるエネルギーのこと。
主に自然現象や生命活動や精神状態に関係し、いろいろな場面で使われます。
「空氣、天氣、氣温」= 天地に生じる自然現象に関係。
「氣息(イキ)が詰まりそう」= 呼吸、生命活動に関係。
「氣絶」= 生命活動に関係。
「氣を失う」= 意欲を失う、精神状態に関係。
「氣質、氣立て、氣が強い、氣が弱い」= 精神の傾向に関係。
「やる氣、本氣、根氣、勇氣」= 精神の高ぶり、精神状態に関係。
「氣もち、氣分、氣楽、氣が乗らない」= 精神状態に関係。
「氣になる」= 心配、心遣い、精神状態に関係。
「氣を静める」= 物事に反応し乱れた心を落ち着かせる、精神状態に関係。
「〇〇さんに氣がある」= 興味、関心、精神状態に関係。
「どうする氣?」= 何かしたいと思う心の動き。精神状態に関係。
「氣風」= 集団や同じ地域の人が共通にもっている精神の傾向。
「生氣、活氣」= いきいきとした精神状態に関係。
「雰囲氣」= 心に感じる周囲の様子。
そのように「氣」は、日常のあらゆる場面で使われ、私たち日本人に馴染み深い言葉でもあります。
氣息(イキ)を例にとると、”氣”について理解しやすく、絶命することを「息の根を止める」というくらい「氣息(イキ)」って大切で、私たちは「氣」がなくなると5分と生きていられません。
余談ですが、食事の時に行う「頂きます」にも、頂氣(いただき)ます、エネルギーを頂戴します、という意味があります。
元々「氣」の字には、
氣の上の「气」の部分は【天地】
氣の中にある「米」は【八方に開いている】
という成り立ちがあります。
氣(气+米)は、【天地八方へエネルギーを放出していく状態】をあらわしているのです。
元々「氣」とは、万物に宿る電氣エネルギーの一種です。
草木や動植物、土の中の微生物、鉱物、大氣、私たち人間にも同じように氣は宿っていて、私たちの体中の電氣は”パルス”と呼ばれ、微弱な電氣の流れが、細胞の新陳代謝や神経の伝達に関わっています。
私たちの体内に電氣が流れているって、何となくイメージできるでしょうか?
冬に車のドアを開ける時、静電氣でビリっとしたり、心臓の電氣的な活動をグラフに記録したものを「心電図」と言ったり、心電図の停止は、心臓の停止であることを考えると、体内に電氣が流れていることで「人は生きている」とさえ言えます。
実は、私たちの身体にあると言われている約60兆細胞は、すべて”電気信号(氣)により働いている”とされています。
そして、その電気信号(氣)は、”私たちの心の働きに同調している”のです。
氣は、万物に宿る電氣エネルギーの一種
私たちの体中の電氣は”パルス”と呼ばれ、微弱な電氣の流れが、細胞の新陳代謝や神経の伝達に関わっています。

体内に、常に一定量の電氣が流れてることで、私たちは心身の健康を保っています。
ですから、
心が円満な場合(安心、しあわせ、たのしい、嬉しい)、
細胞も円満に働き、電気信号(氣)も安定し、
心が乱れた場合(不安、怒り、悲しみ、憎しみ、妬み、恐怖)
細胞の働きも乱れ、電気信号(氣)も不安定になります。
そうなんです。
「不調和な心の状態では、細胞がうまく働けないから、身体にも不調和なことが起きる」
というような現象があらわれて来るのは、
【氣と=心】がダイレクトにつながっているからなんです。
西洋では1903年オランダの学者より、心臓から電気を発していることが発見され、現代では、細胞レベルで電気の発生が起きていることも解明されています。
そして東洋では、ナント、その遥か昔(約2000年)からある般若心経の中で、
心と身体の働きの関係が、解き明かされているのです。
故心無圭礙(こしんむけいげ)
故心無圭礙(こしんむけいげ)かくて心には何のさまたげもなく、
無圭礙故無有恐怖 (むけいげこむうくふ)さまたげがないから恐れがなく、
遠離一切転倒夢想(おんりいっさいてんどうむそう)あらゆる誤った考え方から遠く離れているので、
究境涅槃(くきょうねはん)永遠にしずかな境地に安住しているのである。
出典:心のページ
圭礙(けいげ)というのが、現代でいう”トラウマ”や”カルマ”にあたる、”無意識の反射パターン”のこと。
圭礙(けいげ)を無くすことで・・・、
故心無圭礙 (こしんむけいげ)が⇒涅槃 (ねはん)へと導いてくれるのです。
圭礙(けいげ)は、ここで言う”電気信号の一種”に当たるので、
心身の乱れた電気を”放電”することが、心身の調和へとつながっていきます。
圭礙(無意識の反射パターン)を手放す祈り
無意識の反射パターン、圭礙(けいげ)を手放す祈りを紹介します。
心の浄化ヒーリング初級

心の浄化ヒーリングは、いったん心を無に還す(リセット)ことで、生れ赤子のような状態へ、全細胞や身体の働きもリセットしていくものです。
手順として。
みぞおちから邪気(不調のもと、素直でない心)が抜けていきますので、まずみぞおちに両手を重ねます。
そして「ムネの苦しみをすべて手放し、素直な心になります」と何度も念じてみてください。
そうすることで心に溜まった誇り(不調和のもと)が、どんどん体外へ排出されていきます。
病は氣から
そして最後に、”氣”というのは、身体だけでなく心にも作用していて、心の働きでよく使われる「きもち」、氣のもち様をあらわしています。
氣のもち様が良いから、氣もち良い。
氣のもち様が悪いから、氣もちが悪いとなるのです。
まさに、「病は氣から」
私たちは”氣”を意識していくことで、不調を正し、健やかに、元氣に生きられる”氣づき”を得やすくなります。
日々の小さな”氣づき”こそ、救世主。
私たちの心身を氣もちよい生き方へ導く、宇宙からの示し、神からの最高のプレゼントでもあると思います。
円満な心の働きで、体内の電気信号もスムーズに
氣を大切に、あなたの氣もち、氣のもち様を大切に
氣もち良い人生を築いて生きましょう

かむながらたまちはえませ いやさかましませ~
水谷哲朗 拝
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