あなアッパレ!
言霊ヒーリング協会®代表 水谷哲朗 です^^

本日はわかりやすい経絡『感情と体の関係』についてお伝えしていきます。
気・血・水のバランス

氣(心身の生命エネルギー)の流れは
血(主要器官の代謝)の流れに影響し
水(末端器官の代謝)の流れに影響している
東洋医学には、健康を保つための基本的な概念として「気・血・水」が伝わっています。
これらは、心身のバランスを整えるために重要な役割を果たします。
気(き)
気は、心身の生命エネルギーです。
これは、身体の全体的な活力や精神の状態に大きな影響を与えます。気の流れがスムーズであることが、健康の基本です。気が滞ると、エネルギーの循環が悪くなり、さまざまな不調が現れます。
血(けつ)
血は、主要な器官や組織に酸素や栄養を運ぶ役割を担います。
血の流れが良いことは、身体の代謝や修復に必要不可欠です。気の流れが悪いと、血の流れも滞り、主要な器官の機能が低下する可能性があります。
水(すい)
水は、体内の末端器官や組織に存在する液体成分を指します。
これにはリンパ液や体液が含まれ、身体の隅々まで栄養を運び、老廃物を排出する役割があります。水の流れが悪くなると、むくみや冷えなどの症状が現れることがあります。
気・血・水の相互関係
気・血・水は、互いに影響し合いながら身体の健康を維持しています。
- 気が血に与える影響: 気の流れがスムーズであると、血液の循環も良くなります。心身のエネルギーが不足すると、血液の供給が滞り、主要器官の代謝が低下します。
- 血が水に与える影響: 血液の循環が良いと、体内の末端器官への栄養供給が円滑になり、水の流れもスムーズになります。血液の循環が悪くなると、末端器官の代謝も悪くなり、水の流れが滞ることがあります。
- 水が気に与える影響: 水の流れがスムーズであれば、体内の老廃物が効率よく排出され、気の流れも良くなります。体内の水分バランスが崩れると、気の流れにも影響を及ぼし、エネルギーの循環が乱れることがあります。
経絡と邪気
気の流れる水路「経絡」
経絡とは心身の機能を調整し、生命を維持している水路のようなものです。この水路を流れるのが「気」と呼ばれる生命エネルギーです。
人間には14本の経絡があり、その経絡の上に「ツボ」があります。
水が流れることが常であり、その流れが止まってしまうと次第に水が腐ってしまうように、経絡の気の流れが止まってしまうと「邪気」となり、体調不良や痛みなど心身にさまざまな不調をおよぼします。
特に運動しない方は邪気が溜まりやすく、不摂生やストレスなどの影響が重なると病気の発生にも繋がりやすくなります。
邪気とは
邪気は、気の流れが滞った結果生じる淀んだエネルギーで、人の身体に病気を引き起こすと信じられています。
邪気は、時にその人の思考を操り、マイナスの念や生霊を引き寄せたり、トラウマとして現れることもあります。
邪気の原因
生活習慣の乱れ、不摂生、心にネガティブな思いがあると、心は不調和を起こし、気の流れが悪くなります。これが「邪気」を生み出します。
ネガティブな思いには以下のものが含まれます:
- 苦しみ
- 怒り
- 妬み
- 嘘
- 悪口
- 愚痴
- 恨み
- 憎しみ
- 貧欲
- 不安
- 恐怖
- 取り越し苦労
これらの要素が重なると、心と体のバランスが崩れ、邪気が生まれます。
邪気の影響レベル
- レベル1: 簡単に改善する疲労
- 肩こり、腰痛など軽い症状として現れます。
- 肩こり、腰痛など軽い症状として現れます。
- レベル2: 軽度の不調
- 慢性的な肩こり、腰痛として現れます。ケアすれば比較的改善しやすいです。
- 慢性的な肩こり、腰痛として現れます。ケアすれば比較的改善しやすいです。
- レベル3: 重度の不調
- 胃や肝機能の悪化として現れます。邪気が溜まると改善しにくく、邪気が広範囲に広がり、身体の奥の臓器に入ると悪性が増します。
- 胃や肝機能の悪化として現れます。邪気が溜まると改善しにくく、邪気が広範囲に広がり、身体の奥の臓器に入ると悪性が増します。
- レベル4: 心身の機能の低下
- 全身の気の流れが常に悪くなり、邪気が増え続けます。このレベルに達すると回復までにかなり時間がかかります。

経絡と臓器と感情と言霊の関係
東洋医学では、全身の経絡(けいらく)は「木、火、土、金、水」の五行に分類され、それぞれの経絡は特定の臓器と感情、そして言霊(ことだま)に対応しています。
ここでは、五行と経絡、臓器、感情、言霊の関係を詳しく見ていきます。
言霊(ことだま)の役割
言霊は、日本の伝統的な信仰に基づき、言葉には特別なエネルギーや力が宿るとされる概念です。言霊は、特定の音や言葉を通じて、心身のエネルギーの流れを整える助けとなります。

言霊と天地開闢物語
経絡と臓器と感情と言霊の関係は、ホツマツタヱに伝わる天地開闢のを元に読み解きました。

木:胆経、肝経…のびやかに成長・発展
経絡: 肝経、胆経
臓器: 肝臓、胆のう(解毒機能に関係)
感情: 怒り、イライラ、責任感に関係
言霊: イ行(イキヒニミチリシヰ)
チクチクした「怒り」の波動(感情エネルギー)は、肝臓や胆のうに溜まりやすいです。これにより、肝臓の不調和が生じることがあります。
肝経、胆経の経絡体操
エネルギーの流れが良くなり、のびやかに成長・発展する良い変化が心身に訪れます。
怒りは行動の原動力に。積極的に新しい物事へ挑んでいきます。
肝経(足の陰/貯蔵作用/生殖栄養調整)栄養を貯蔵し、身体活動のエネルギーを確保、抵抗力を養成する。血液の補給、分解、解毒などを行い活力を維持。
胆経(足の陽/配分作用/拡張収縮調整)栄養の配分を司り、消化腺に関係する内分泌(胆汁、唾液パロチン、胃腺ガストリン・セレクチン、膵臓インシュリン、腸腺ホルモン)などの働きにより、全身のエネルギーバランスを調整。
参照:指圧 (著) 増永 静人
火:心経、小腸経、心包経、三焦経…華やかに繁栄・成熟
経絡: 心経、小腸経、心包経、三焦経
臓器: 心臓、小腸(血液循環、免疫力)
感情: 喜び、笑う
言霊: ウ行(ウクフヌムツルスユン)
ウキウキした「喜び」の波動(感情エネルギー)は、心臓や小腸に溜まります。過度の喜びや抑えられた喜びが、これらの臓器に影響を与えることがあります。
心・小腸/心包・三焦経の経絡体操
エネルギーの流れが良くなり、華やかに繁栄・成熟する良い変化が心身に訪れます。
感情表現が豊かになり、喜びを感じやすくなります。
心経(手の陰/転換作用/血液循環)大脳と五官(目・耳・鼻・舌・皮膚)を通して全身を統制、感情的な統制、血液の配分
小腸経(手の陽/統制作用/内臓牽引)食物を栄養に転換、精神的な不安や感情の興奮,ショック,腹が立つ,断腸の思いは小腸に血液が停滞する瘀血(おけつ)となり全身へ影響
心包経(手の陰/循環作用/代謝循環調整)中枢循環。全身の栄養を司る。心臓、心嚢(心臓を包んでいる膜)、冠状動脈を中心とした脈管系。
三焦経(手の陽/保護作用/挙上牽引)末梢循環。小腸を補佐し、漿膜、リンパ系の保護作用。上焦は胸膜、中焦は大網、下焦は腹膜と腸間膜を中心としている
参照:指圧 (著) 増永 静人
土:胃経、脾経…包みこみ調和・変化
経絡: 脾経、胃経
臓器: 胃、脾臓、膵臓(消化機能、婦人科疾患、乳房、卵巣)
感情: 思い煩い、依存
言霊: オ行(オコホノモトロソヨヲ)
クヨクヨした「思い」の波動(感情エネルギー)は、胃、脾臓、膵臓に溜まりやすいです。過度の思考や悩みがこれらの臓器に影響を与えます。
脾経、胃経の経絡体操
エネルギーの流れが良くなり、包みこみ調和・変化する良い変化が心身に訪れます。
穏やかさ、親和力、人と親しく交わる力がアップします。
脾経(足の陰/消化作用/栄養関係内分泌)インスリン 副交感神経。膵臓を中心として全身の消化腺(唾液、胃液、胆汁、小腸の各線)と乳房・卵巣の生殖器も含む。「思えば脾を病む」のとおり、考え込んで運動不足になれば消化液の分泌が悪くなり、消化力が衰える。
胃経(足の陽/発酵作用/内臓拡張)口腔~食道~胃袋~十二指腸あたりまでの消化管。この機能を助ける体肢の運動と体温発生、および生殖腺の働きにも関係(食欲、乳汁分泌、卵巣機能、月経がこれに属す)。
参照:指圧 (著) 増永 静人
金:肺経、大腸経…力をあつめ・放出
経絡: 肺経、大腸経
臓器: 肺、大腸(呼吸機能、新陳代謝)
感情: 悲しみ、罪悪感、泣く
言霊: ア行(アカハナマタラサヤワ)
シクシクした「悲しみ」の波動(感情エネルギー)は、肺や大腸に溜まりやすいです。抑えられた悲しみが、これらの臓器に不調をもたらします。
肺経、大腸経の経絡体操
力をあつめ・放出するエネルギーの流れが良くなり、良い変化が心身に訪れます。
思っていることを言いやすくなる。息(いき)が楽になるので、生きるのも楽(たのしく)になります。
肺経(手の陰/分解作用/血液新陳代謝)生命活動の根源である氣(エネルギー)を外界から受け、それを人体の氣にまで分解し、外界対応の働きをしている。その働きは氣力となり、外邪に抵抗し、また呼吸の排出となる。
大腸経(手の陽/排泄作用/内臓挙上)肺を助け、人体の内外面から分泌や排泄を行い、氣の停滞をなくす働き。「もの言わぬ腹はふくるる」のことわざのように、すべて外に出すことに関係している。
参照:指圧 (著) 増永 静人
『水』膀胱経、腎経…集中・内燃
経絡: 腎経、膀胱経
臓器: 腎臓、膀胱
感情: 恐れ
言霊: エ行(エケヘネメテレセヱ)
ビクビクした「恐れ」の波動(感情エネルギー)は、腎臓や膀胱に溜まりやすいです。過度の恐怖や不安が、これらの臓器に影響を与えます。
腎経、膀胱経の経絡体操
一点に集中・内燃するエネルギーの流れが良くなり、良い変化が心身に訪れます。
強い集中力を発揮。テキパキと指示・行動ができるようになります。
腎経(足の陰/性氣作用/生殖内分泌)アドレナリン 交感神経 興奮。体液成分の調整と内分泌機能の調整により身体に精氣を与える。ストレスへの抵抗力、アシドージスや体内毒物の決済、清浄に当たる。右命門に副腎機能(血圧・血糖・水分・塩分量などの調整)、左水腎に尿生成をみている。
膀胱経(足の陽/清浄作用/内臓収縮)腎の内分泌液と協調する間脳、脳下垂体、自律神経系の働きと生殖機能も司る泌尿器周辺の臓器。体液浄化の最終産物である尿を排泄。
参照:指圧 (著) 増永 静人
なぜ、私が臓器にこだわるのか?
胃上げヒーリングにはじまり、なぜ私がこんなにも臓器にこだわるのかというと、臓器の癒しは感情の癒しに直結しているからなんです。

つまり、臓器を癒やすことで感情(心)までも癒やすことができるからです。
すごくないですか!?
「臓器の癒し=感情の癒し」の仕組みがわかれば、心の専門家であるカウンセラーの方は今よりもっと楽にカウンセリングができるようになると思います。
私も過去に心理カウンセリングの勉強をしていた時期もあるのですが、「臓器と感情の仕組み」を知って驚愕しました。
「臓器を癒やすことで、こんなにも心も身体も楽になるなんて・・・もっと早く知りたかった!」と当時はなりました、ホント(苦笑)
例えば、臓器と感情の仕組みの一つとして「怒りと肝臓・胆嚢」の関係を例にします。

怒りの感情(心)というのは肝臓・胆嚢(体)に関係し、怒り過ぎたり、怒りを抑えすぎると肝臓が不調和を起し、調子が悪くなってしまいます。
そして、身体の右側にある肝臓が重たくなって下がると、右肩の肩コリを生じてしまいます。
ですから、肝臓のヒーリングを行うと、そこに溜まっている怒りの波動(感情エネルギー)が浄化され、肝臓が軽くなることで右肩のコリも緩和していきます。

このような臓器と感情の関わりは、陰陽五行の中で伝わっていて、
チクチクした「怒り」の波動(感情エネルギー)は、肝臓・胆のうに溜まり、
ウキウキした「喜び」の波動(感情エネルギー)は、心臓・小腸に溜まり、
クヨクヨした「思い」の波動(感情エネルギー)は、胃、脾臓、膵臓に溜まり、
シクシクした「悲しみ」の波動(感情エネルギー)は、肺(肺臓)・大腸に溜まり、
ビクビクした「恐れ」の波動(感情エネルギー)は、腎臓・膀胱に溜まります。

ですから、実は臓器へヒーリングを行うことで感情を癒すこともできるんです。
そして、臓器と感情を癒すメソッドを凝縮したのがこちらのヒーリング動画です!
↓↓↓↓↓↓
言霊ヒーリング臓器マスターコース【言霊で臓器と感情を調整する方法】


かむながらたまちはえませ いやさかましませ~
水谷哲朗 拝