あなアッパレ!
言霊ヒーリング協会®代表 水谷です^^

「祈り」ってなんだと思いますか?
神様や宇宙、または自分の内なる力に心を込めて願い、感謝し、平安を求める行為なんです。
宗教や信仰の種類によってその形式や方法は少し違いますが、共通しているのは、祈りが私たちの心の中の思いを言葉や行動で表現することです。

一般的な「祈り」の概念とは
祈りの目的
自己浄化と平安の追求
祈りの一つの目的は、心の中のゴミを掃除して平安を得ることです。祈ることで、不安やストレスがスーッと消えて、心が軽くなるのを感じることができます。
感謝の表現
多くの宗教では、祈りは感謝の気持ちを表現する手段として使われます。日々の生活や自然の恵みに対して「ありがとう」を伝えることで、心のバランスが保たれます。
助けや指導を求める
困ったときや迷ったとき、祈りは助けや指導を求める手段となります。内なる声に耳を傾け、自分がどの道を進むべきか見つけるためのガイドになります。
祈りの形式
静かに心を込めて
祈りは静かな環境で行うことが多いです。目を閉じて、心を落ち着け、内なる声に耳を傾けることで、深い精神的なつながりを感じることができます。
声に出して
時には声に出して祈ることもあります。言葉にすることで、心の中の思いが具体的になり、その響きが自分自身や周囲にポジティブなエネルギーを広げます。
行動を伴う祈り
祈りは言葉だけでなく、行動を通じても行われます。神社や寺院への参拝、祭壇の前での礼拝、特定の儀式などがこれに当たります。これらの行動は、祈りの意図を具体的に示す手段となります。
祈りの効果
心の平穏と安定
祈りをすることで、心が平穏になり、安定します。ストレスや不安が軽減され、ポジティブな気持ちが生まれます。
健康の増進
祈りは健康にも良い影響を与えると言われています。精神的な平穏が身体の健康に繋がり、自然治癒力が高まることで、病気の予防や回復に寄与することがあります。
社会的なつながりの強化
祈りは個人だけでなく、コミュニティや社会全体においても重要な役割を果たします。共通の目的や意図を持つ人々とのつながりが強化され、社会的な絆が深まります。
言靈の視点から見る「祈り」とは
言靈(ことだま)って聞いたことありますか?
日本の古くからの考え方で、言葉には魂が宿っていて、その言葉が現実に影響を与えるというものです。
言葉一つ一つがエネルギーを持っていて、そのエネルギーが私たちの世界を変える力を持っているんです。
では、具体的に祈りと言霊がどう関係しているか、見てみましょう。
祈りは、私たちの心の中にある思いを言葉に乗せて神や宇宙に伝える行為です。
このとき使う言葉こそが言霊の力を持ち、私たちの現実に影響を与えるんです。

言霊思想の原理
言霊の考え方は、日本古来から伝わるもので、言葉には魂が宿り、その魂が現実に影響を与えるというものです。具体的には以下のような流れで説明されます。
大宇宙から人間(小宇宙)が生まれた
大宇宙という広大な存在から、私たち人間という小さな宇宙が生まれました。この関係性があるからこそ、私たちが発する言葉には特別な力が宿ります。
人間(小宇宙)の発する言葉は大宇宙へ影響を及ぼす
逆に、私たち人間が発する言葉や音は、大宇宙に影響を与えることも可能です。言葉が持つ力、つまり言霊が大宇宙と共鳴し、その結果が私たちの現実に返ってくるのです。
宇宙と共鳴する
私たちの言葉が宇宙と共鳴することで、その発音した音(言葉)がまるで山びこのように宇宙から跳ね返ってきます。この跳ね返りが現実に影響を与え、人を幸せにすることも、不幸にすることもあるわけです。

祈りの力を引き出す言霊
祈りの中で使われる言葉は、言霊の力を最大限に引き出します。
例えば、「健康になりますように」「幸せが訪れますように」といったポジティブな言葉は、その言霊の力が宇宙と共鳴し、現実にその通りの結果を引き寄せます。
逆に、ネガティブな言葉は同じようにネガティブな結果を引き寄せることがあります。
ポイント
ポジティブな言葉を選ぶ: 祈るときには、ポジティブで前向きな言葉を使いましょう。例えば、「成功しますように」「愛と平和が訪れますように」といった言葉です。
心を込める: 言葉に心を込めることが大切です。表面的に言葉を発するのではなく、心の底からその言葉の意味を感じて祈ることが重要です。
ネガティブな言葉は使わない: 「失敗しないように」といったネガティブな言葉を避け、「成功しますように」とポジティブな表現を使うことで、言霊の力がより良い方向に働きます。
祈りの力の解説
心の力の現れ
祈りは心の力の現れです。知力や体力と同じように、心の力も非常に強大です。心を込めた祈りは、目に見えない力を現実に引き寄せます。
距離に関係なく届く
祈りはどんなに遠くても届きます。地理的な距離は関係ありません。心を込めた祈りは、時空を超えて影響を及ぼします。
自然治癒力を引き出す力
祈りには、すべての生物が持っている自然治癒力を引き出す力があります。自分を治す力を刺激し、体と心のバランスを取り戻す手助けをします。
思考の物質化
祈りは思考の物質化です。心を込めて祈ることで、その祈りは現実に影響を与えます。私たちの思考が具現化され、現実の出来事や状況に反映されます。
辛い時ほど効果が上昇
自分が辛い状況にいるほど、祈りの力は強くなります。困難な時期にこそ、心を込めた祈りはより大きな効果を発揮します。
日本人は祈りに長けた民族
日本人は古来から太陽と月を拝む習慣があり、祈りの力を信じてきました。祈りの文化は、日本人の精神性に深く根付いています。
集合意識の祈り
集合意識の祈り
共通の意図を持つことで、そのエネルギーは引き寄せ合い、強力な力を生み出します。みんなで同じ「目的」のために祈ることで集合意識が形成され、集合意識は宇宙に強く響き、祈りが実現しやすくなります。

「祈り」と「願い」の違いについて
祈りとは?
祈りは、心の中にある思いや意識を「意乗り」として表現し、宇宙や神に対して信頼を持って委ねる行為です。祈りは感謝や平安と結びついており、その結果を信じて感謝することでポジティブなエネルギーを生み出します。
祈りの特徴:
- 心の中の思いや意識を「意乗り」として表現し、宇宙や神に対して信頼を持って委ねる行為。
- 感謝や平安、ポジティブなエネルギーを生み出す。
願いとは?
願いとは、自分の希望や欲望を叶えたいと望むことであり、その成就を期待するものです。願いはしばしば不安や不満と結びついており、「どうせ叶わない」といったネガティブな感情を引き起こすことがあります。
願いの特徴:
- 自分の希望や欲望を叶えたいと望むこと。
- 成就への期待と共に、不安や不満、ネガティブな感情を伴うことが多い。
祈りの本質
祈りの本質は、「願う」のではなく、「祈る」ことの重要性を理解することにあります。祈りは「意乗り」を意味し、「意」は「心に思うこと」を指します。
さらに、漢字の成り立ちから「立つ」「日(太陽)」「心」を意味し、「太陽の心で立つ」と解釈できます。

祈りの例文
以下に、祈りの例文を示します。
祈りの例文: 神よ(呼びやすい名称で)、ご守護お導きいただき誠にありがとうござます。フトマニカードで遊びながら、人と自然が調和した世界を創造していきます。
※祈りは、神を信頼し委ねる行為。人生で達成したい目標や志などを合わせて祈ると良い。
まとめ
祈りとは「太陽の心で立つ」ことであり、「太陽の心」に近づいていくことで、祈りはどこまでも高めていけるものです。
ぜひ皆さんも祈りを高め、大自然と一体となる気持ちよくて不思議な感覚を体験していきましょう。

かむながらたまちはえませ いやさかましませ~
水谷哲朗 拝