【旧暦三月三日】三日月かおる~夫婦のはじまりヒナマツリ~

画像:瑠璃さん

 

3月3日 桃の節句

「ひな人形を片づけるのが遅れると、嫁ぐのが遅れる」

というようなお話を、誰でも一度は聞いたことがあると思います。そして、ヒナマツリの成り立ちをしると、あながちそれも迷信ではないことに気づかされます。

まず、正式な「桃の節句」は旧暦3月3日で、桜が咲く頃でした。そして、桃の節句(ひな祭り)の由来は、日本で初めて結婚式が行われたことにあります。

四代目アマカミ(天皇)のウビチニとスビチニが、カップルの固定化をはかるトツギ(結婚)の儀式をとり行い、新たな家族制度の制定を全国に宣言しました。

それ以前の時代には結婚の制度は無く、多夫多妻の自由恋愛が主でありました。

それまでの日本国では、木の実を主食としていたのですが、ウビチニとスビチニの時代から稲作が普及しはじめました。

しかし、稲作は栽培や収穫に手間がかかることから、家族制度を変更する必要が起きたのです。

ウビチニはスビチニを妻に迎える儀式を、旧暦の3月3日のもも(桃)の花の咲くもとでおこなわれました。

ウビチニ・スビチニに倣い、一夫一婦の結婚制度は全国に普及していきます。

そしてこの出来事こそが、現在にまで受け継がれている3月3日ひな祭りのはじまりなのです。

 

ウビチニ・スビチニの名前の由来も、実はすごく情熱的です(笑)

むかしむかし、コシの国(越前)のヒナルノ岳(現・日野山、越前富士)の神の宮(日野神社、福井県武生市)で、木の実をお持ちになってお生まれになった男女の御子がありました。その種を庭に植えておいたところ、三年目の三月(やよい)の三日に、百(たくさん)の美しい花が咲いて初夏になると香りの良い実が百(たくさん)なりました。花も果も百(モモ)に付いたので、この花をモモの花と名付け、実をモモの果と呼び、モモの木といいました。この若い両神(ふたかみ)の名前もモモの木と実にたとえて、男神の名をモモヒナギと名付け、女神の名はモモヒナミと名付けました。

モモヒナギとモモヒナミが人として立派に成人されたある年の弥生三日のことでした。この時初めて御神酒(おみき)を造り両神に奉りました。このお酒を造った神はイノクチという所のスクナミ神で、庭の竹株に雀がたくさん集まって籾(もみ)を入れるのを見ているうちに、ふと閃いて、籾を醸してにごり酒を造り、桃雛木(モモヒナギ)と桃雛果(モモヒナミ)神に、竹筒に入れて献上したところ、モモヒナギの神は大層このお酒をお誉めになり、スクナミ神にササナミという神名を新たにくだされました。このササナミ神は後にササケ山に祭られて、サケの語源となりました。この両神に捧げたお酒を、桃の木(キ)と実(ミ)にちなんでお神酒(ミキ)と名付けました。

時は春、満開の桃の花の下で盃に酒を酌み、先ず男神が女神にすすめて女神が先に、逆さに写った月影をそおっと飲み、後に男神が飲んでお二人は床に入られ交わりました。これを、トコミキ(床神酒)と言います。

お二人の愛の交わりは大層熱く、室に閉じ籠ったまま三日目の朝ようやく姿を現わしました。たぎりつきせぬ情熱を冷まそうと清流で寒川(さむかわ・氷川)を浴びた時、二人の情熱は完全に燃えて昇華していきました。その折に、袖を大(ウ)そう濡らしてしまわれたのが男神、少(ス)々濡らされたのが女神。それ以来、男神の名をウビチニ(大きくちびる)、女神をスビチニ(少しちびる)と名付けました。

この時、両神にならって八十人の有力な神様達も皆妻を娶り、結婚式を祝うようになりました。この後、諸民も皆妻を定めて夫婦となり、この時結婚の風習が天下の法(のり)と定まりました。

三年後の弥生の三日を記念して、ここに三三九度のしきたりがうまれました。この日の宵に花の下でお神酒を酌み交わした盃に、月が逆さに写り映えるのを楽しんで飲みほしたところから盃(さかづき・逆月)の言葉もうまれました。人々はこのサカズキを生んだ両神をヒナガ岳の神として末永く称えました。

「ホツマツタエ」(国立公文書館蔵)
http://www.hotsuma.gr.jp/aya/aya02.html

 

桃の節句に絶句する動画


 

【桃の節句~豆知識】

キミの由来~1~
君(キミ)の源でもあるウビチニとスビチニの、幼名をそれぞれ「モモヒナキ」「モモヒナミ」といいます。
キミ(君主)というのは天皇を指す言葉ですが、それの源はモモヒナ「キ」とモモヒナ「ミ」の夫婦のこと。
ほんらいは男女一対で、キミ(君主)なのです。
キミの由来~2~
男が東、女は南。東は太陽が昇るので、キ(エネルギー)と呼ばれていました。
西は太陽が沈み、一日の太陽エネルギーが植物に取り込まれ、ミ(実)を結びます。
それらのことも、男女のペアを「キミ」と呼ぶ語源にあります。
サカヅキの語源にも関係
結婚式で、夫婦となる男女が神前で3種の盃を用いて酒を飲む三三九度、男の仁義で酌み交わす盃。
実はこれらで用いられるサカヅキも、ウビチニ・スビチニのトツギノリ(結婚の誓い)が元になっています。
それは結婚式の日が、旧暦3月3日だったからだそうです。旧暦1日は新月ですから、3日は月が少し膨らむ三日月☽、まさにその月の形こそ、サカヅキの原型なのです。
古事記にも関係
古事記で、イザナギがイザナミに桃を投げつけ、黄泉の国から生還するというのも、トツギの証である桃を投げつけることにより、夫婦の縁が切れあらゆる影響も切れる・・・というような意味も含まれています。
桃は古来より、破邪のチカラ(邪なる波動を清める)をもつものとされています。

 

旧暦3月3日には三日月を眺め、盃を酌み交わすとともに、夫婦や恋人同士で、その愛を語り合ってみるのも良いのではないでしょうか^^

 


 

かむながらたまちはえませ いやさかましませ~

水谷拝

 

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